ポケモンSV構築記事【シーズン8最終275位/2015】バサギリガチグマサーフゴー
こんにちわ
ポケモンSVシーズン8の構築記事になります。
今シーズンは新ポケ枠として面白そうなを軸に構築を組むと決め500戦近く潜り続けてレート2000には到達できたので、バサギリを使おうと思ってるけど天敵ののせいで手を出しづらいと思っている方の参考になればと思います。
(バサギリ使い最強を名乗りたかったですがちょっと惜しかったみたいです。)
〈構築経緯〉
まずバサギリを使っていく上で相手の初手に対しての安定した引き先を用意することが最重要。
環境にパンチグローブが蔓延していた為ゴツメ枠では完全な対策にならないと考えに決めました。
あとはせっかくステロ前提で立ち回るならあくびまもるとかしたかったのでガチすぎるクマを採用。
ただ、特に環境初期はほぼ相手の選出画面にいたウーラオスに対してモロバレルの選出を強制されるのが弱いと感じたためガチグマとの相性補完に優れパンチグローブ以外のウーラオスに対しては仕事のできるゴツメ枠としてを採用。
残りは明らかにバサギリが刺さっていない構築に対しての初手要因として、バサギリが格闘地面タイプを強烈に初手に呼ぶ為どちらにも抜群がとれるとマリルリの相棒枠兼補完枠として(霊獣)を採用して構築が完成しました。
【個別解説】
1.バサギリ@こだわりスカーフ
特性:きれあじ
性格:ようき
テラスタイプ:むし
技構成:がんせきアックス、シザークロス、つじぎり、とんぼがえり
調整
147(4)-187(252)-115-58-90-150(137)
ステロ撒きですが、今回のコンセプトであり構築の軸。
当初はタスキで使ってましたが、最速スカーフにすることにより準速スカーフウーラオスより1だけ早いことに気がつき、ほぼ全てのウーラオスに上からとんぼをうてること、ステラを撒いたあとは裏に交代して終盤のスイープ役として役割が持てることが何より大きく、ほとんどの人がタスキ前提で立ち回ってきましたが、今シーズンはバサギリの研究があまり進まなかっただけで今後は間違いなくスカーフも一般的になってくると思います。
がんせきアックスを半減で受けるために地面タイプのガブ、草分けガチグマ、ディンルーあたりをよく呼びますがこいつらはスカーフだとシザークロス×2で大体落とせるので当然にステロは捨てて倒しにいくルートもとれますが、相手視点からすると無理やりがんせきアックスを打たれて無駄になる懸念があるためか半減テラスを切られることはほぼなくそのまま倒し切れることが多い。
つじぎりはサーフゴー以外に打たない上に確1もとれず、サーフゴー対面でもがんせきアックスを優先することのほうが多い為、インファかフェアリーテラバあたりに変えてもいいかもしれません。
2.ガチグマ@たべのこし
特性:こんじょう
性格:いじっぱり
テラスタイプ:水
技構成:地震、冷凍パンチ、まもる、あくび
調整
237(252)-205(212)-132(40)-58-100-71(4)
※じしんでステロ混みパオジアン確1
選出率100割の強すぎたクマ。
バサギリの相棒のつもりでしたがステロ撒かれてなくても関係なく強く、こいつを選出しないと不安になるレベルで依存していました。
あくびまもる要因としてウーラオスの引先としても優秀なヘイラッシャも試しましたが、あくびの一貫をきってくるサーフゴーに強いのとボルチェンが無効なのも使用感が良く、火力と耐久を両立しているおかげで相手の交代先に対して地震と冷凍パンチの技範囲を高火力で押し付けられる強みがあり唯一無二でした。
ディンルーカイリューサーフゴーやカイリューカミの並びをこいつ一体で完封した試合は数えきれません。
クレセロトムなどの浮遊組に打点がないのと水テラスだと草やフリドラが一貫する為苦手ですがそれ以外に不利対面はあまりなくどこにでも選出できました。
3.サーフゴー@ゴツゴツメット
特性:おうごんのからだ
性格:ずぶとい
テラスタイプ:水
技構成:でんじは、自己再生、ゴールドラッシュ、たたりめ
調整
194(252)-72-161(252)-153-111-105(4)
※グローブウーラオスのすいりゅうれんだが乱数2発なのでできるだけ硬く
ウーラオスへの引き先としてモロバレルと選択でしたがガチグマとの相性補完が完璧すぎるのとバサギリが初手に呼びやすい格闘タイプ全般への引先として優秀なのでモロバレルよりも選出の頻度はかなりは多かったです。
ちなみにウーラオスがグローブだったときは水テラスすれば一応切り返せます。
サーフゴー受けとして裏からドヤ顔で出てくるヒスイヌメルゴンを完封できるのも強かったです。
4.モロバレル@脱出パック
特性:さいせいりょく
性格:のんき
テラスタイプ:ノーマル
技構成:タネ爆弾、リーフストーム、ヘドロ爆弾、キノコの胞子
調整
221(252)-105-121(156)-105-113(100)-45
対水ウーラオス最終兵器。
ウーラオスに引いた後にはほうし対策をしていないパーティにはほうしを、裏からサーフゴーが出てきそうな時にはリフストバックでガチグマを降臨させることができるのでウーラオスと対面させた時点で有利すぎる択を押し付けることができる。
ガチグマが水テラスした場合もしてない場合も相性の補完に優れているので、ただのウーラオス受けに収まらず使いやすかったですがフリドラだけ一貫するのでツツミが出てきそうな時は選出控えがち
終盤はサーフゴーが増えてたのも向かい風でした。
タネ爆弾はめいそうカミ意識ですが意外と無難に打つ機会多かった気がします。
5.マリルリ@とつげきチョッキ
特性:ちからもち
性格:いじっぱり
テラスタイプ:フェアリー
調整
207(252)-112(252)-100-72-100-71(4)
バサギリを見るとほとんど初手に地面か格闘タイプが飛んでくるのでバサギリの選出の圧力を利用して活躍してくれました。
今シーズンTOP10のポケモンに大体刺さっている環境メタな雰囲気でしたが有利なポケモンに草テラスでんきテラスが多かったので下手に有利すぎる対面を作ると相手のテラスで簡単に返される場面も多かったです。
6.れいじゅうボルトロス@オボン
特性:ちくでん
性格:おくびょう
テラスタイプ:ひこう
技構成:10万ボルト、くさむすび、テラバースト、わるだくみ
調整
165(84)-112-90-187(172)-100-168(252)
※ツツミのフリドラ大体耐え調整
補完枠圏崩し枠です。
選出機会はあまり多くありませんが出した試合は割とと活躍してくれました。
環境のボルトロスがほとんどこだわってたのでこだわり前提で電気わざを受けにくる地面タイプにくさむすびをかましてました。
【選出と立ち回り】
相手にウーラオスがいてもいなくても
1.バサギリ+ガチグマ+サーフゴー
で選出することが多いです。ステロ撒いてガチグマとサーフゴーでコロコロしてれば勝てる試合が多い。
ウーラオスを見たらなるべくバレルを出しますが相手の構築をみてバレルが出しづらい場合は無理せずサーフゴーに甘えます。
相手の構築にステロが刺さっていない場合は
2.マリルリ+ガチグマ+@1
でゴリ押します。
重いポケモン
・水ロトム
・テツノツツミ
・ヒードラン(草テラス)
書いてて思いましたがただのガチグマがきついポケモン達ですね。
【終わりに】
バサギリはステロが刺さるカイリュー、その他飛行タイプやタスキ持ちに対して、ステロを撒かれる前に初手に出してしまおうという選択肢すら潰せるのが他のステロ撒きにはない強みですね。
あとはなんだかんだ選出の圧力だけは強いので相手の選出をかなり誘導できるのがこのポケモンの本質なのかもしれない。
タスキ持ちの中でもひるませねらいで無理やり出してくるパオや、こちらの先制技の電光石火やフェイントを透かせて対面勝てるカミは初手に結構出てきますがどちらもスカーフなら怯えることもありません。
今バサギリの使用率は目に見えて落ちてますが、ウーラオスの対策さえしっかりしていれば戦っていけるポケモンだとは思うのでタスキでは期待していた通りの活躍が出来なかったという人もスカーフバサギリを一度試してみてはどうでしょうか
ここまで読んでくださってありがとうございました。